健やかで快適な生活を続けるために

インプラントとは、歯の失われた部分のアゴの骨に人工的な歯根を埋め込み、その上にセラミックなどで作られた、歯に近い代替物を被せる治療法です。

健康な歯を削って支えにする必要がないため他の歯にかける負担が少なく、食事の時も歯本来の噛み心地に近く、最も自然な歯に近い見た目に仕上がります。

このような方にインプラントをお勧めします

抜けた部分の左右の歯に掛ける
ブリッジは、左右両隣の健康な
歯を削って、義歯の土台を作る
必要があります。

歯が抜け落ちたり、むし歯になった箇所へ、インプラントの
歯根を固定するための土台を埋め込むため、左右両隣の歯を
削る必要はありません。
見た目も美しく、健康な歯に負担をかけない治療ができます。

部分入れ歯の場合、左右の歯に
金属のバネを掛けて固定します。
違和感があるだけでなく、見た
目も損なわれます。

歯が抜け落ちてしまった部分へ、人工歯根、インプラントを
埋め込みます。 金具が左右の歯へ影響することなく、違和感
なく自分の歯のように噛むことができます。
 

入れ歯が動くと、咀嚼しにくく、
消化が悪くなったり、発音や発声
などコミュニケーションに不便を
感じることがあります。

複数本のインプラント(歯根)を埋め込むので、引っ掛ける
だけの入れ歯よりも、しっかりと固定することができます。
グラつきや、動くことがなくなるため、よく噛むことができ
るようになります。

インプラント治療の流れ

1.診断と治療計画の作成

デジタルレントゲンで撮影した現在の歯とお口の中の状態を確認した上で、失われた歯の数、インプラントの土台となる骨の硬度、治療する歯の位置や、大きさにより、最適なインプラントの治療計画を立てていきます。

2.インプラント治療の前処置

インプラント埋め込み前に、治療する歯以外の歯周病やむし歯の治療を行います。またインプラントを適切に骨に埋め込むため、骨充填剤などを用いて骨を増やす処置、骨造成を行う場合もあります。

3.インプラントの埋め込み

インプラント埋め込み後、骨とインプラント体が馴染むまでに、治療をした箇所や骨の状態等により、6〜24週間程度の期間を置きます。

4.骨と一体化した後の処置

歯肉に隠れた、顎の骨に一体化したインプラントの頭部を切開により露出させ、人工歯を取り付ける土台を設置します。
切開した歯茎が通常の状態に戻るまで約6週間ほどの時間を要します。
これで外科処置は終了です。

5.人工歯の成形と装着

切開した歯茎が健全な状態に戻ったら口の中、歯の型を取ります。歯並びやその形状、歯の色をチェックしながらインプラントを覆う、セラミック製の被せものを作ります。
この人工歯が完成したらインプラントへ装着し、治療は終了です。

6.治療後のメンテナンス

インプラントの治療後は、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年経過後と、定期的な検査を行います。
インプラントの生存率は、10年で 90〜95%といわれています。
しっかりとメンテナンスを行い、長持ちさせましょう。

まずはカウンセリングをお受けください

インプラントは良い点が多い反面、1.手術が必要、2.費用が高い、3.治療後の定期的なメンテナンスが必要、などの考慮すべき点がいくつかあります。また、インプラントを埋め込む骨の状態などによって、適合しないケースもあります。

当院では、日本口腔インプラント学会 専門医が、インプラント治療にあたっての丁寧な説明とカウンセリングを行い、ご納得いただいた上で施術いたします。
上顎のインプラント治療も行っておりますので、お気軽にご相談ください。